ケニアは赤道直下の国ながら熱帯気候の沿岸部と違い、内陸部のほとんどが標高1,100〜1,800mの高地でサバンナと呼ばれる高原地帯が広がっています。年間の平均気温が20℃前後と安定しておりコーヒーの栽培に非常に適した環境です。ケニアにおけるコーヒー栽培は19世紀の植民地時代にイギリス人により始められ、現在では輸出総額の40%を占める重要な輸出産品です。生産者の70%は小規模な生産者ですが栽培、精選、オークションによる販売を一貫して組合組織が管理しており、価格の維持と品質の向上に非常に重要な役割を果たしています。このコーヒーは産地の農協に所属するベテランカップテスターのGeoffrey Malika氏が、五つの地域から味覚基準で選んだコーヒー豆です。
Mellow scent. figs and mangoes. long aftertaste.
[chart 香り=4 風味=4 甘み=3 コク=4 後味=3 ]
標高:1,700〜1,900m
精選方法:WASHED
品種:SL28. SL34
- ケニア / KENYA
- Washed(クリーンな風味)
- 標高が高い(酸味:強い)