マラウィのコーヒー生産はイギリスの植民地時代から始まり、その歴史は長く1800年代から続いています。生産地域は大きく北部と南部に分けられ、北部は小規模生産者、南部は大規模生産者によって生産されています。
1999年に政府に管理されていたコーヒー部門の規制緩和が起こった際にMzuzu Unionは創設されました。北部の6つの農協から構成されており、約3,000の生産者が所属しています。タンザニアとの国境近い山脈地帯で栽培されており、取り扱うコーヒーの約50%は標高1,700mを超えています。
生産者の朝は早く、6時にはチェリーのハンドピッキングを開始します。収穫されたチェリーはその日の内に農園からほど近いWashing Stationで生産処理されます。パルピングされたチェリーは約3日間の醗酵工程を経て、アフリカンベットの上で天日乾燥を行います。その後はドライミルに運ばれ選別処理、輸出準備に進みます。Mzuzu Unionでは全ての小規模生産者の「生活の質」を向上させることを目標にしており、農業指導だけではなく、Mzuzuのコーヒーを使用したロースト豆の販売やカフェの運営も行っています。
ミントの様な香り。チョコレートの様な甘みと重厚なボディ。長い余韻。
[chart 香り=3 風味=4 甘み=4 コク=4 後味=3 ]
標高:1,200-2,000m
精選方法:WASHED
品種:カチモール種
- マラウィ / MALAWI
- Washed(クリーンな風味)
- 標高が高い(酸味:強い)
- Speciality