山火事をきっかけに森林保護を目的に農学者が始めたコーヒー栽培。火山灰土壌の肥沃な土地と標高2,000ｍの高い標高、熱帯雨林の豊富な雨がコーヒー栽培に最適な環境。独自に研究した栽培手法やナチュラル処理、ハニープロセスなど、さまざまな精選方法を取り入れスペシャリティーコーヒーとして高く評価されています。その結果農園は徐々に拡大し収穫期には1,200人もの雇用を生み、豊かではなかった村に十分な雇用を生み出しました。今では多くの住民の生活と森林の保全が共存し、かつて採掘された金に並ぶものとして、コーヒーはグリーンゴールドと呼ばれています。

ペルー北部アマゾネス州ロドリゲスメンドーサ、アチャマル村。首都リマから飛行機で2時間、その後車を乗り継いで約4時間の場所にある人口300人のこの村は、 ごく最近まで電気もない自給自足の暮らしをしていました。この村の女性と結婚した日本人男性が、その地域の発展のために2008年に始めたのが現在のコーヒー農園です。その後2013年には初収穫目前にさび病により全滅。その後品種の選別や土壌管理などをすすめ再スタート。2018年にようやく収穫することが出来ました。その後地域の農家を集め生産者組合を結成。品質向上の為のプロジェクトや相場の変動で価格の影響を受けるコーヒー生産ではなく、それぞれの豆の品質に見合った価格での取引が出来るよう、各種認証を取得。管理、輸出業務に地域の若者を雇用。2014年に15名でスタートした組合は現在では約220農家が加盟しています。
各生産者に完熟したチェリーの手摘み収穫を徹底してもらい、収穫後のチェリーはその日のうちに果肉を除去。水洗処理後、日陰で時間をかけて乾燥。こだわりの詰まったコーヒー豆は年々品質を向上させています。
環境との共生だけではなく、生産者の生活の向上に取り組み、未来の子供たちにへ受け継げるコーヒー産業を目指して作られたコーヒーです。
柔らかな香りと広がる様な甘味。酸味が無く質の高いスムーズで豊かなボディ。
JAS有機認証・レインフォレスト認証・フェアトレード認証取得
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ブラジルミナスジェライス州モジアナ地区の中心地であるフランカから車で30分。コカピル農協は約1,200農家が加盟するモジアナ地区で２番目に大きな農協です。その中から特に品質向上に積極的な30の生産者を選び、カップクオリティ基準で品質の擦り合わせを行い、2017年より海外への直接輸出をスタートさせました。その後Cup of Excellenceへ出品。2019年には入賞を果たしています。ブラジルとしては比較的標高が高く、雨にも恵まれていることから、コーヒーの栽培には非常に適した環境といえます。
明るいバラのような香り。芳ばしい　イチジク　仄かな甘み。　心地よい酸味。滑らかで重厚なボディ。赤ワインに似た後味。
A bright rose-like flavor. Sweetness. Smooth and rich body. Aftertaste like red wine.